RECRUIT

SHUNTA
SAITO

福島県立会津工業高等学校セラミック化学科を卒業し、新卒で2019年入社。
当社の工場見学で、工場内の美しさと仲のいい現場の雰囲気に惹かれて入社を希望。
高校の先輩が多く活躍していることも安心材料に。

齊藤 隼太製造4課 火加工係

現在の仕事内容

半導体装置向け石英製品の火加工のなかで主にFINS (フィンズ)の加工を担当しています。組立前に必要な加工で、ガラスを透明にするために全体を焼く「部品焼」から電気炉に入れてひずみをとる「アニール」、最後に支柱の溶接を先輩職人に教えてもらいながらこなしています。
入社後はまずバーナーの火力調節から始めます。火力が弱いときちんと焼けず、火力が強すぎるとガラスがへこんでしまうという微妙な加減を覚えるまで、数ヶ月かかりました。FINSという製品の完成までを作業全体とすると、自分ができる作業は3割程度。まだ覚えることがたくさんあり、経験も今からですが先輩に教えていただきながら着実に技術を習得していければと思います。

仕事で心掛けていること

溶接する前の外観のチェックはもちろん、ガラスなのでとにかく慎重に扱う必要があり、すべての作業に精密さが要求され、一瞬たりとも気が抜けません。教えてもらったことを完璧に理解できているか、先輩に自分のメモを見てもらっています。不明な点は自分で勝手に判断せず、確認・相談を徹底しています。

印象に残っている仕事、エピソード

入社した年の秋に、自分が担当する製品の受注がたくさん入ったので、1日2時間くらいの残業を2週間続けました。隙間時間には先輩達が手伝ってくださり、出荷日に遅れることなく生産が出来ました。先輩に「よくやった!」と褒めてもらえて嬉しかったことと、皆で助け合って忙しい中でも応援する社風のある当社に入社して改めて良かったと思いました。

今後の目標、チャレンジしたいこと

まずは尊敬する先輩の知識・経験・スキルを出来る限り吸収したいと思います。将来は、先輩のように頼られる、卓越したスキルのある職人になるのが目標です。

求める人材

素直で元気な人。初めてのことは誰もができなくて当たり前です。嘘偽りなく、自分を取り繕わない人ならば周りは好感を持ち、きっと助けてくれます。一生懸命前向きに、自分ができる範囲でがんばれる人と働きたいですね。

MESSAGE

メッセージ

ヒメジ理化には、困ったときや辛いときは、周りに頼れる先輩がたくさんいます。例えば、石英ガラスを割ってしまうなど失敗してしまったときも、その失敗を責めるのではなく、失敗しない方法のアドバイスはもちろん、手直しも一緒に対処してくれます。飲み会などの親睦会も多く、別の部署の人とも仲良くなれる機会があるので、社内の風通しもよく、仕事環境はとてもいいと自信をもっておすすめできます。