RECRUIT

YUYA
OZAKI

高校の電気科出身で技術職を志望していたところ、当社が募集していた産業用ランプ・ヒーターの開発職に興味を持ち、2010年に新卒で入社。

尾﨑 勇哉L製造技術課 係長

仕事内容

半導体製造装置に組み込まれる紫外線、可視光領域を用いるランプや乾燥、成膜工程に使用される赤外線領域を用いたヒーターの開発(設計・試作・評価)に加え、製造技術(自動加工機による製造方法の効率化など)を担当しています。営業の技術サポートとして、設計したものの評価や実際にお客様の会社に出向いて測定、評価しながら要求を満たす仕様を決める業務も担当し、自ら新製品の提案を行うこともあります。
ランプの設計は、封体(ガラスのカバー部分)の製図はもちろん、光源の設計(簡単に言うとガスと水銀の分量調整)、強度・抵抗値計算まで行う必要がありますが、光源設計や強度計算は物理の分野となり、電気科出身の私にとってはトライ&エラーと勉強の繰り返しでした。自ら課題を見つけ、自ら調べ、仮説と検証を繰り返すことで少しずつ技術力を高めています。

ヒメジ理化の強み

小回りが利くことです。意思決定が早いこともスピード成長を実現している要因です。一品、一仕様からでもお客さまのご要望に対応し、細かなカスタマイズも可能です。まずサンプルを収めて、そこからフィードバックを得て改善して、最適なものを創り上げるという進め方をお客さまにも評価いただいています。

印象に残っている仕事は?

自分が開発・設計したランプの試作・評価を繰り返し、お客様と何度も打合せを重ねたうえで世界的有名企業の評価をクリアした時は、とても感動しました。私たちが製造しているのは半導体製造の装置に組み込まれるもので、コレ!と最終商品として目に見えるものではありませんが、当社のランプが組み込まれた装置は世界最先端かつ世界規模で活躍しています。日本、そして世界のモノづくりの生産性の向上に貢献する“縁の下の力持ち”的な存在である会社で、自らの力を発揮できることを誇りに思っています。

仕事で心掛けていること

設計などデスクワークだけではなく、現場に出向き、現場を知ること。特に、自分が開発したランプ・ヒーターは、設計だけで終わるのではなく、必ず自分で製造まで行います。作り方を知ることで設計に生かせますし、製造現場の教育を行うこともできるからです。
また、技術者でありながらも全体に目を配り、様々な部署とコミュニケーションをとることも大切にしています。私の仕事のミッションは、より良い製品をお客様に届けることですから、所属組織の製造工程はもちろん、材料の調達や他部門での前工程作業など、全体を把握し、課題があれば他部門とすぐに相談できるよう、日ごろからコミュニケーションをとるように心がけています。

これからの目標

当社では新規事業として、自社ブランドの加熱装置の開発に取り組んでいます。加熱装置に組み込まれるヒーターの開発を通して、新規事業の成長に貢献したいと考えています。
また、各技術者はそれぞれが専門分野を持って仕事に取り組んでいますが、新しく技術グループが組織化されたため、技術者同士の情報交換や共有、フォロー体制の充実にも取り組みたいです。それぞれが専門分野を持ちながらも、お互いに助け合い、「この課題にぶつかったら〇〇さんに相談しよう!」と充実したフォロー体制で若手が働きやすい職場にしたいです。

MESSAGE

メッセージ

受け身ではなく、積極的に行動できる人と一緒に働きたいです。
特に光源については専門的に学ぶ機会はほとんどなく、知識は入社後に習得することになりますが、トライ&エラーの繰り返しが成長への近道です。
失敗を恐れず、チャレンジ精神を持ってどんどん前に進んでいく、「〇〇さん、ちょっと行き過ぎ!(笑)」と上司や先輩を慌てさせるくらいの勢いが欲しいですね。